第15回ファンド研究会「三菱UFJ純金ファンド 」

第15回ファンド研究会「三菱UFJ純金ファンド」

日時:2021.08.27(金)21:00~
場所:ZOOM
参加者:櫻井洋一/投資モモンガー/はるぴょん(順不同)

三菱UFJ純金ファンド
引用:三菱UFJ純金ファンド

ファンド概要

ファンド名 三菱UFJ純金ファンド
運用会社 三菱UFJ国際投信株式会社
ベンチマーク なし
種類 追加型投信/国内/その他資産(商品)
特色 1. 「純金上場信託(現物国内保管型)」(愛称:「金の果実」)を主要投資対象とする。
投資コスト
(平均)
購入手数料:上限1.1%(税抜 1%)
信託報酬:年率0.99%程度 (税抜 年率0.9%程度)
信託財産留保額:なし
合計:年2.09%程度
その他
投資コスト評価:同種ファンドと比較し、割安/平均/割高の三段階で評価。

ファンドの仕組み

ファンドの仕組み

三菱UFJ純金ファンドに投資した資産は、純金上場信託(ETF)「金の果実」ファンドを介し金の現物に投資されます。

しかし、ETFを通した投資ということで各所(ファンド・ETF)での管理コスト発生でファンドの保有コストは比較的かさみがちなのが事実。

ご自身で金融商品の売買のタイミングをつかめるという方は、直接金を投資対象とする上場投資信託(ETF)へ投資することを考えても良いでしょう。

金ETF一例

・SPDRゴールド・シェア
・シェアーズ ゴールド・トラスト

運用成績・純資産の推移

運用成績・純資産の推移
引用:三菱UFJ国際投信株式会社

1年 3年 10年 シャープレシオ
(1年)
ファンドの運用成績 -5.68% +12.27% +6.46% -0.33
シャープレシオとは?

取ったリスクに対し得られるリターンを図るもので、「リターンー安全資産のリターン÷リスク」の数式で求められます。

またシャープレシオは原則で、投資対象を同じとする商品、かつ3~5年の長期での数字を比較する必要があります。

その上で、数値が高ければ高いほどリスクから得られるリターンが大きく、運用効率が良いと理解することができます。

以下の図で言えば、ファンド2よりファンドの1のほうが、シャープレシオが高く、少ないリスクで高いリターンに期待できると理解できます。
シャープレシオとは?

現物資産で無価値になりにくい金は「有事の金」と言われ、経済や市場不安の際に多く買われ価値が上場しやすい性質をもつ資産です。

上記のチャートを見ても、世界的なパンデミックが始まった2020年から大きく価格上昇していることがわかります。

金へ投資するファンドに関してはしっかりとこの「金の特性」を理解し、ご自身のポートフォリオへどういう意味合いで(利益獲得orリスクヘッジ)組み込むのかを明らかにすることで適切な投資割合や投資のタイミングが見えてきます。

ファンドの投資先

ETF 99.4%
コールローン 0.6%

ファンドの投資先はほぼ金ETF1本。基本的に金の価格に連動する値動きとなるので、重ねてですが投資商品としての金の特性をしっかり理解して自分の投資への活かし方を吟味すべきでしょう。

間違っても、金1本で資産運用を行い1年以内にまとまった利益を出しに行こうというのは相当のビックイベントが来ない限り(例:世界恐慌)作戦違いとなってしまう可能性が高いと考えられます。

口コミ・評判

研究会で出た意見

メリット

・保管や管理コストがかかる金(ゴールド)に手軽に投資できる
・市場の下落相場から資産を守ることが出来る
・金投資信託の中では投資者数が多く安心
・投資信託なので積立投資が出来る

デメリット

・市場の上昇相場では価格が上がりにくい
・ETFを介した投資となり保有コストがかさみがち

まとめ

向いている人

・金へ自己資産の一部を移し、下落市場に備えたい
・購入後は放ったらかしで投資を行いたい

向いていない人

・短期的にまとまった資産を築きたい方
・ある程度投資に時間が取れ、自分で金融商品の売買のタイミングをつかめる方

そもそも、株式購入により集まったお金で株式企業が経済活動を行い社会的・経済的意味を生みだせる株式とは異なり金の場合は購入するだけでは何も生まれません。金がただそこにあるだけで、配当も発生しませんから売却しない限り利益獲得も出来ません。

短期的に金価格の動きを読み売り抜き利益獲得を狙うことも出来ますが、基本的には長期保有を行いこれから来るかも知れない下落市場での資産価値既存防止のリスクヘッジ目的で投資する意味合いがメインとなりがちな点は理解しておく必要があるでしょう。

しかし、現状個人で金へ投資するとなると保管や管理にまとまったコストが発生。また先述したように投資対象を金とするETFへ直接投資することも出来ますが、ETFは自動積立が出来ませんのである程度ご自身で投資のタイミングを推し量る必要があります。

そんな中買いたい時に買いたい分だけ少額から購入または、一度設定してしまえば基本的に手間いらずで積立投資できる点で、投資ポートフォリオの一部として三菱UFJ純金ファンドファンドの利用を検討する価値は充分にあると考えられます。

一般的に資産運用ポートフォリオに対し金の割合は2~3%ほどがおすすめされがち。ご自身の取れるリスクと希望するリターンを天秤にかけて、適切な割合で組み込みたいですね。

販売会社一覧

同ファンドの販売会社は、以下ホームページにて確認することが可能です。

>>三菱UFJ国際投信株式会社 公式サイト

以上、

両国ファンド研究会 一同 2021.08.31

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