第18回ファンド研究会「アライアンス・バーンスタイン・財産設計 2050 」

第17回ファンド研究会「アライアンス・バーンスタイン・財産設計 2050」

日時:2021.09.17(金)21:00~
場所:ZOOM
参加者:櫻井洋一/投資モモンガー(順不同)

アライアンス・バーンスタイン・財産設計 2050
引用:アライアンス・バーンスタイン・財産設計 2050

ファンド概要

ファンド名 アライアンス・バーンスタイン・財産設計 2050
運用会社 アライアンス・バーンスタイン株式会社
ベンチマーク なし
種類 追加型投信/内外/資産複合
特色 1.投資対象ファンドを通じて、日本株式、海外株式、日本債券、海外債券および世界の不動産投資信託(リート)の各資産クラスへ分散投資。
2.基本資産配分は、時間の経過にしたがい、より保守的に変更。
3.当ファンドが組入れる投資対象ファンドの実質外貨建資産に対しては、原則として、資産クラス別に為替ヘッジを行う。
4.運用は、マルチ・アセット型ポートフォリオの運用に特化した部門が行う。
5.ファンド・オブ・ファンズ方式で運用を行う。
投資コスト
(平均)
購入手数料:2.2%(税抜2.0%)
信託報酬:1.58% ~ 1.59%程度(今後の運用期間により異なってくる※長期運用で割安に)
信託財産留保額:なし
合計:年3.79%程度
その他
投資コスト評価:同種ファンドと比較し、割安/平均/割高の三段階で評価。

アライアンス・バーンスタイン・財産設計 2050はターゲット・イヤー(=投資者の退職年)を設定しており、投資先の配分は時間の経過により変更され、基本的には給料所得が途絶えがちな投資者の退職後は債券などの低リスク資産への投資配分が増えていく仕組みです。

ターゲット・イヤー
引用:アライアンス・バーンスタイン株式会社

本ファンドには退職年が2020/2030/2040/2050と4種類用意されており、ご自身の予想退職年にあわせて商品を選びたいですね。

ファンドの仕組み

ファンドの仕組み
引用:アライアンス・バーンスタイン株式会社

ファンド・オブ・ファンズ方式でアライアンス・バーンスタイン・財産設計 2050へ投資すると、複数の国内外の金融商品を投資対象とするファンドへ分散投資され、深い分散投資効果を享受できます。

運用成績・純資産の推移

運用成績・純資産の推移
引用:アライアンス・バーンスタイン株式会社

1年 3年 5年 シャープレシオ
(1年)
ファンドの運用成績 +34.68% +6.11% +8.40% 2.30
シャープレシオとは?

取ったリスクに対し得られるリターンを図るもので、「リターンー安全資産のリターン÷リスク」の数式で求められます。

またシャープレシオは原則で、投資対象を同じとする商品、かつ3~5年の長期での数字を比較する必要があります。

その上で、数値が高ければ高いほどリスクから得られるリターンが大きく、運用効率が良いと理解することができます。

以下の図で言えば、ファンド2よりファンドの1のほうが、シャープレシオが高く、少ないリスクで高いリターンに期待できると理解できます。
シャープレシオとは?

世界的な株価上昇の恩恵も受け、近年は右肩上がりで好調な運用成績をキープできています。

また、アライアンス・バーンスタイン・財産設計 2050に関してはまだターゲット・イヤー(=投資者の退職年)まで時間があるということで攻めの意味合いが強い運用が行われており、2020/2030/2040に比べて値上がりの幅も大きく見えますね。

ファンドの投資先

投資先
引用:アライアンス・バーンスタイン株式会社

投資先
引用:アライアンス・バーンスタイン株式会社

投資先の90%が世界の株式での運用となっており、資産の半分が外貨での運用です。

本ファンドは為替ヘッジ(=為替リスクに対する保険)の利用があり、ヘッジコストはコストとしてかかってきますが為替による損失が出る可能性は押されることが出来る点は安心です。

口コミ・評判

なし

研究会で出た意見

メリット

・老後の資産形成を念頭に置いたファンドは新鮮で面白い
・自分のライフステージに合わせて、自動で投資先のリスク度合いを調整してもらえる(=定年後は低リスク運用)のは嬉しい
・リートへの投資で不動産への投資も可能

デメリット

・ファンズ・オブ・ファンズで、実際の投資先を投資者側で把握するのは困難
・退職後に退職金などが入る可能性を考えると、インデックスやバランスファンドに投資したほうが低コストで運用できそう

まとめ

向いている人

・退職後にリスク度合いを自動で下げてくれるファンドの運用方法に魅力を感じる人

向いていない人

・ある程度、ご自身で自身の投資先の割合をコントロールできる方
・インデックスファンドやバランスファンドでの投資も、ありな方

ライフステージに合わせて投資割合を変えるというのは、簡単なようで難しいのが事実。

そんな中、投資者の人生にあわせて投資のプロが代わりに投資先を調整、その後の運用までまとめてお任せできるのは嬉しいですよね。

一方、投資においてはリスクとリターン、リターンと投資の手間など様々な事項を一つずつ天秤にかけて決めていくことになります。

将来望むリターンや許容できる投資の手間などによっては、より低コストなインデックスファンドやバランスファンドほうがより適切ということもありそうです。

販売会社一覧

同ファンドの販売会社は、以下ホームページにて確認することが可能です。

>>アライアンス・バーンスタイン株式会社

以上、

両国ファンド研究会 一同 2021.09.24

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